飛べるさ
2002年2月4日願書を出しました。
結局迷いに迷って前期と後期に第一志望の大学に出しました。
確率ははっきり言って低いです。
ゼロではない。けれどもそれはもう賭けのようなものです。
母にはしつこく言われました。
「あんたが資格を求めるか、それとも大学にこだわるか、それによって判断は変わってくるだろう。けれども、私たちは何も言わない。自分で決めなさい。」
ここ数日間、考えつづけました。
何のために勉強してきたのか。なぜこうやって敢えて人と違う道を選んだのか。それは自己満足のためなのか。それとも結果が欲しいからか。
中期日程の受験校で必要な受験許可証を教務に頼んでいた時に、係のおじさんと若い男性が二人並んで渡してくれました。そのときに、
「頑張ってください。」
思いがけない言葉だった。
もっとドライに対応されるかと思っていたから。
そして、
「いつだってここへ戻ってきていいんですからね。」
救われた。
泣いた。
誰かに…誰かにそう言って欲しかった。
居場所が欲しかった。休みたかった。走りつづけることに疑問を抱き、不安で夜眠れなかった時もあった。
地元の友達が普通に学生生活を楽しみ、彼氏と付き合っているということを聞いたときも苦しかった、寂しかった、そして羨ましかった。自分が取り残されていくような気がした。私は器量もそんなによくないし、何かが優れているわけでもない。ずっと考えないようにしてきたけど、いたって平凡な人間だ。取替えが効く、いらない人間だ。きっと気付いた時には一人ぼっちなのかもしれない。周りに誰もいなくて死んでゆくのかもしれない、考えれば考えるほど怖くて、怖くて、悲しかった。
私が正しい選択をしたのかは分からない。
もしかしたら間違った選択をしたのかもしれない。
最良の選択はもっと他にあったのかもしれない。
だけど誰も判らないだろうと思う。
私の気持ちも、その判断も、誰かに評価されるためのものじゃないから。
ずっと誰かに誉められる人生を目指してきた。
ずっとレールからはみ出すことを恐れてきた。
今なら分かる。誰のためでもない、アンタが、自分が選択したんだから。自信を持ちなさいよ。踏ん張りなさいよ。やれるよ。頑張れるよ。
大丈夫。飛べるよ。
結局迷いに迷って前期と後期に第一志望の大学に出しました。
確率ははっきり言って低いです。
ゼロではない。けれどもそれはもう賭けのようなものです。
母にはしつこく言われました。
「あんたが資格を求めるか、それとも大学にこだわるか、それによって判断は変わってくるだろう。けれども、私たちは何も言わない。自分で決めなさい。」
ここ数日間、考えつづけました。
何のために勉強してきたのか。なぜこうやって敢えて人と違う道を選んだのか。それは自己満足のためなのか。それとも結果が欲しいからか。
中期日程の受験校で必要な受験許可証を教務に頼んでいた時に、係のおじさんと若い男性が二人並んで渡してくれました。そのときに、
「頑張ってください。」
思いがけない言葉だった。
もっとドライに対応されるかと思っていたから。
そして、
「いつだってここへ戻ってきていいんですからね。」
救われた。
泣いた。
誰かに…誰かにそう言って欲しかった。
居場所が欲しかった。休みたかった。走りつづけることに疑問を抱き、不安で夜眠れなかった時もあった。
地元の友達が普通に学生生活を楽しみ、彼氏と付き合っているということを聞いたときも苦しかった、寂しかった、そして羨ましかった。自分が取り残されていくような気がした。私は器量もそんなによくないし、何かが優れているわけでもない。ずっと考えないようにしてきたけど、いたって平凡な人間だ。取替えが効く、いらない人間だ。きっと気付いた時には一人ぼっちなのかもしれない。周りに誰もいなくて死んでゆくのかもしれない、考えれば考えるほど怖くて、怖くて、悲しかった。
私が正しい選択をしたのかは分からない。
もしかしたら間違った選択をしたのかもしれない。
最良の選択はもっと他にあったのかもしれない。
だけど誰も判らないだろうと思う。
私の気持ちも、その判断も、誰かに評価されるためのものじゃないから。
ずっと誰かに誉められる人生を目指してきた。
ずっとレールからはみ出すことを恐れてきた。
今なら分かる。誰のためでもない、アンタが、自分が選択したんだから。自信を持ちなさいよ。踏ん張りなさいよ。やれるよ。頑張れるよ。
大丈夫。飛べるよ。
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